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フランス・コンカルノで日本語教師

by 日本語教員 in フランス

日本語教師としての派遣地はフランスでもリゾート地として名高い、ブルターニュ地方にあるコンカルノ市(Concarneau)の小学校となります。

この小学校では幼稚園年長組と隣接しており、日本語教師として、幼稚園児から小学校1,2,3年生およびご父兄を対象に日本語、日本文化、習慣、お花、お茶、折り紙、踊り...など、実用的な日本語というより、文化的側面にポイントをおいて、日本にまつわるあらゆることを教えることが求められています。

フランスでは日本語教育はそれほど盛んではありませんが、このどちらの派遣校の女性の園長、校長先生がそれぞれ親日的なため、この度の日本語教師受け入れに至りました。

派遣地のブルターニュは海のスポーツ始め、楽しめるものがたくさんありますので、活動的、開放的な方は、満喫できることでしょう。パリなどの大都市と違って人々は大らかで親切、何と言っても空気が綺麗で、特に海岸線に沈む夕日が目の前に見えます。

前述のように、フランスでは(ビジネスなどの実用面などではなく)、文化的側面、異文化交流の観点から、日本語を学ぼうとする特徴がありますので、近現代のポップカルチャーも含め、日本文化について精通していることが日本語教師に求められています。

フランスでは初等・中等教育(小学校~中学校)での異文化交流の位置づけで外国語導入に力を入れています。各地の大学・中等教育段階では、第1、第2、第3外国語として日本語を選択することが可能になっています。

初等・中等教育段階の学習者は、日本のポップカルチャーに刺激され、日本語に興味を持っている人が大半です。また、一部には日本との関連ある企業への就職、または業務上、日系企業との関わり社会人などが実用的な日本語を学ぶケースもありますが、そうした学生は都市部に点在する傾向があります。

全体としては、フランスの日本語学習者は、1990年の日本のバブル崩壊後は、いったん日本語人気の増加傾向は収まりましたが、1998年の調査時と比較すると、19.2%の学習者の増加率となっています。

求められる資格としては、間接法で日本語を教えられる日本語教師養成420時間講座などを修了し、きちんとした日本語教員知識のティーチング・スキルを身に付けている人で、なおかつ日本の文化に精通していることが求められています。
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