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フランスで日本語教師

by 日本語教員 in フランス

日本語教師海外派遣プログラムのフランス派遣者は、学校関係者のホストファミリー宅にてのホームステイが用意されています。


ホストファミリーの長男と長女、次女が日本語教師として活動する派遣校の学生なので、基本的にはホストマザーが日本語教師を高校まで車で送迎してくれます。また、三女と次男もこの派遣校の近くの小学校に通ってますので、一緒に通学することになるでしょう。


お子さんが多いご家庭ですので、ご家族一同、日本人の日本語教師のご到着をとても楽しみにしています。


日本語教師として着任する派遣校は、1968年に創立された私立の男女共学高校です。学校があるヴァンヌ市は、ブルターニュ地方の中でも大きな都市ですが、日系企業や日本関連の機関は存在していません。にも関わらず、この学校では3学年で120名を超える日本語を学ぶ生徒がいるという、フランスでも珍しい、日本語授業を優遇している学校なので、日本語教師として大変やりがいを感じることができるでしょう。


こちらの派遣校には常駐の日本語教師はいませんが、フランス人の非常勤日本語講師が週4日、他機関から出向してきて日本語の授業をおこなっています。


日本語は一年生から第二外国語または第三外国語として選択できるようになっていて、日本のアニメ人気などのせいか、例年、100名を超える生徒が熱心に学んでいます。
先述の通り、このヴァンヌ市には日系商社もなく、現在は日本人のご家庭やフランス人と結婚された日本人とのハーフのお子さんなども在校していないにも拘らず、これだけ多くの生徒が日本語を学んでいることはヴァンヌの県教育委員会も注目しており、今回の日本語教師派遣受入に至りました。


日本語教師として赴任後は、最初は基本的には、非常勤のフランス人 日本語講師と一緒に授業をおこなっていただきます。日本からいらした日本語教師には、日本語ネイティブである事を生かし、特にスピーキングのモデルや生徒との会話の練習相手になることを期待されています。
生徒が日本語の試験のためだけに日本語を勉強するのではなく、ナマの日本や日本文化に興味を持てるように、積極的にコミュニケーションを取るよう、心掛けてください。生徒たちは日本人から教わった経験はさることながら、生の日本人に会ったこともほとんどないため、学校の日本語教師への期待もとても大きいものがあります。


日本語の授業スケジュールですが、月・火曜日はそれぞれ3時間、水曜日は日本語の授業はありませんが、フリーで日本文化などの関する課外活動などをおこなっていただけるスケジュール・スペースがあります。または、他の先生の他の科目などの観覧やお手伝いなどをしていただいても構いません。
木・金曜日は、午前中は、ホストファミリーの下のお子さんらが通っている小学校での簡単な日本語や日本文化を紹介して頂く予定です。フランスの小学校と高校の教育の状況が複合的に経験できる恵まれた環境です。

学校のあるブルターニュのヴァンス市まで、パリのモンパルナス駅からTGVで3時間程です。詳しくはフランス到着後、パリでのオリエンテーション時などにもご案内いたします。

ホストファミリーもすでに近くの観光に連れて行ってくれる計画をすでにたてられているようです。有意義なフランスでの日本語教師生活を過ごされることでしょう。

■日本にいる人がフランスで日本語教師になるには、フランスでの需要と供給の関係、つまりフランスでの日本語教師の需要の低さに対する、現地在住日本人の多さの関係、および就労ビザの障壁により、日本から介入する余地は日本語教師海外派遣プログラムに参加する以外は、ほとんどないのが現状です。
■かたや、個人チューターレベル・パーソナルレベルでの日本語の需要はフランスでも高いため、フランスで受講できる日本語教師養成講座420時間には、欧州ではイギリスに次いで非常にたくさんの受講生がフランスにいらっしゃいます。
■世界の日本語教師ボランティア体験記では、フランスの日本語教師活動体験記なども見れます。


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